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思い出のつまった作品は、お住まいのそこかしこに飾られています。とくに玄関ホールは、まるでギャラリーのよう。訪ねてくるお友達は、皆さんホールや階段まわりの飾り付けをしばらく眺めてから、リビングのドアを開けられるそうです。
リビングはダイニングキッチンと合わせて約18畳の広さをもつ、いわばファミリールーム。奥様の針仕事の場でもあります。
「子供たちが大きくなっても、家族みんながリビングに集まるような家にしたいというのは私たち夫婦の願いでした。だから主人のコンピュータもリビングに置いたんです。夕食後、彼はパソコン、子供たちがテレビを見ているそばで私は針仕事。それぞれが好きなことをしているんですけれど、心から幸せを感じますね」
家族で過ごすリビングをやさしく包み込むのは、やはり壁と床にある大きなキルト。大きな作品になると、一辺の長さは200センチ近くにもなるそうです。どこに飾ろうかと作品を持ってうろうろする奥様を手伝ってくれるのがご主人です。
「海外出張のときもお土産に生地を買ってきてくれるんですよ。ほんとうに嬉しい応援団です(笑)」手作りのキルトでいっぱいのIさん邸。でもリビングの東側には、まだ白い壁が残っているので、「まだまだ作りつづけます」とはりきる奥様でした。
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