Harmonate Town:永く住むための住生活イエローページ






住まい方新アイデア集


雪国ならではの高い床下を利用して彫塑のギャラリーをつくりました。新潟県◎Wさん




ひらめきから生まれた、自分だけの作品展示スペース

「壁際の棚は彫塑の陳列台にぴったり。中央には立像も飾れる。物置にするのはもったいない、ギャラリーにしようと思いました。30代から趣味で彫塑を続けていますが、大きな作品は今まで飾るにもしまうにも場所に困り、壊して処分してきたんです」

物置からギャラリーへの方向転換が決まってから、作品が映えるように天井に蛍光灯を新たに取り付け、天井と壁は明るい色に塗り替えました。

出来上がってみると、最初からの計画でつくったようなすてきな展示空間に。思いがけず生まれたわが家のギャラリーを、ご主人はユーモアを込めて「MMG」と名づけました。物置ミニギャラリーの意味です。

訪れる方々は皆一様にそのアイデアと、スペースを有効に利用していることに感心されます。彫塑のお仲間にも、広々とした専用ギャラリーは羨望の的のようです。

「70歳を越えた今は、ゆっくりとしたペースで制作しています。ここに陳列する作品を少しずつ、楽しみながら増やしていきたいと思っています」
すばらしいギャラリーを得て、ご主人の創作意欲はますます旺盛のご様子でした。


窓際の陳列台は、掘り下げた土を盛り上げてつくったもの。土にビニールを被せ、ブロック囲いにして上面をコンクリートで仕上げています。台の高さは約80cm、奥行きは約120cmの大きさ。

玄関ホールから階段への通路もミニギャラリー。作品が映えるようにと壁クロスはベージュ色にしています。

粘土で作った作品に石膏をかけて型を取り、中の粘土をかき出してから型に石膏、ポリエステル樹脂などを流し込み固めてつくります。石膏、粘土を使うため、流しを設けました。

長岡市出身の童画家、川上四郎氏の作品を元にして制作した石膏作品「蛙の船頭さん」。この作品のブロンズは長岡市のシンボルロードに展示されています。


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