|
彫塑がご趣味で、お住まいにギャラリーまであるというWさん邸。さっそくお訪ねしてみると、ギャラリーは予想以上に立派なもの。広さは約15坪もあり、まるで本物の美術館のように、たくさんの彫塑が作品名と制作年度とともに整然と陳列されています。
このギャラリーが、お住まいの床下をリフォームしたもの、と聞いて二度びっくり。
「ここは雪国なので、家を建てるときに雪に埋もれることがないようにと、基礎の高さを当時の制限いっぱいの1.5mにしたんです。最初はまったくギャラリーにするつもりはなく、物置にと考えていたんですよ」
建てて2年ほどして、いざモノをしまおうと中に入ると、すごい湿気。それに中を歩くにも高さ1.5mでは動きにくい。どうせなら立って動ける高さの物置にしたいと、20cm掘り下げ、湿気対策に土間にコンクリートを打つリフォームをお願いされたそうです。
ところが掘った土を外に運び出すのは、入り口が小さくて困難。土は壁際に盛り上げて棚状に仕上げることになりました。苦肉の策で出来た空間でしたが、出来上がりを見たご主人に、格好の活用法がひらめきました。
|