Harmonate Town:永く住むための住生活イエローページ






住まい方新アイデア集


車椅子でも動きやすい、バリアフリーの家。介護者にとっても、快適な住まいです。大阪府◎Tさん



お母様の交通事故で始まった、介護しやすい家づくり
車椅子生活を余儀なくされたお母様の介護のために、可能な限り生活上のバリアー(障害)を取り除いたというTさん邸。
「この家では、移動したり入浴させたりといったお世話が、さほど苦にならないんですよ」と奥様はおっしゃいます。お住まいには、道路から玄関、さらに2階のお母様の部屋までいっさい段差はありません。

現在、1階部分は息子さん夫婦との同居に備えて、使用していません。2階はご夫妻とお母様の生活の場に。部屋も廊下もすべて床暖房が設置され、キッチン、サニタリーも車椅子対応の設備という、まさにバリアフリー(障害のない)住宅です。

「家の完成は99年4月ですが、プランはその5年前から始まりました」とご主人。きっかけは1994年、実家で一人暮らしをされていた奥様のお母様が交通事故に遭われ、下半身不随になってしまわれたことでした。
この事故をきっかけに同居の家づくりがスタート。入院介護のかたわら、ご夫妻がめざしたプランは「お母様が快適に暮らせて、かつ介護しやすい住まい」でした。

外の道路から通じる基礎部分に設けられた玄関。たたきとフロアにかかる緩やかなスロープで、車椅子での出入りもスムーズ。

家庭用の大型エレベーターを設置し、車椅子でも上下階を自由に行き来できるようにしました。エレベーターの広さは2畳ほどあり、車椅子と介護者が同乗できます。「スピードはゆっくりなので安心。買い物などの重い荷物を運ぶのにも重宝しています」と奥様。

車椅子ですべての部屋を行き来できるよう、どの廊下も90cm以上の幅をとっています。お母様の部屋からダイニング、エレベーターに通じるこの廊下は110cm幅なので、車椅子がラクに動かせるそう。

99年4月ご入居のドマーニII。車椅子の出入りのため、道路の位置まで敷地の前面を削り、敷地の高さの基礎を地下室にして、2階建てを乗せています。


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