Harmonate Town:永く住むための住生活イエローページ






住まい方新アイデア集


リビングの壁一面を使った、ミニ・ライブラリー。蔵書は8百冊を超えます。福岡県◎Sさん



共通の楽しみである本は生活の中心に
Sさんご夫婦宅のリビング北側の壁は、床から天井まで全面が本棚です。その大きさは、左右が3m60cm、高さが2m60cmと見上げるほど。「新日本文学体系」、「現代俳句体系」、「漱石全集」…といった文学書がびっしりと並べられています。全ての蔵書をリビングに集めるのは無理なので、ちょうと背中あわせになる納戸の壁にも、同じ大きさの本棚を設けました。

「これらの本は、いわば私たち夫婦の財産。二人で、長い間かかって集めたものなんです」とご主人。96年に中学校を定年退職され、今は市の少年センターにお勤めです。奥さまは現在、私立中学の校長先生。お二人ともそろって中学校の国語の先生でしたから、ご夫婦の文学や教育関係の蔵書は膨大な量です。

「以前の家では、本は応接間や寝室、廊下など、あちこちの本棚に散在していました。97年に建替えることになってまず考えたのは、それらの本をすぐ手の届くところにまとめることでした」とおっしゃるのはご主人。二人のお子さんはすでに独立され、今はご夫婦の二人住まい。新居は2階建ての3LDKとし、できれば生活の中心となるリビングダイニングに本を置きたい、というのがお二人の希望でした。さて、どんな本棚にするかが問題でした。


休日お二人は、ここで俳句や小説について語り合うそうです。また、「朝日の中で朝食をとるのが夢だったから」と東側2ヶ所に出窓を設けました。

お二人共俳句歴は長く、投稿したり、気に入った句は色紙や短冊にしたためます。
1997年ご入居のアーシア。70年から中古住宅を増改築しながらお住まいでしたが、97年に建て替えられました。

つくることを楽しむ、楽しいものをつくる
Sさん邸間取り図(1階)



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