Harmonate Town:永く住むための住生活イエローページ






住まい方新アイデア集


キッチン工房から生まれる、ガラス細工のトンボ玉。趣味のおかげで充実した「シングルライフ」。滋賀県◎Iさん




キッチンで煮物をしながら作品制作に励む日々

「30回のレッスンで終わる予定が50回になり、思うように上達しませんでしたが、そんな難しさもトンボ玉の魅力なんですよ」。
習い始めて3年目からは、展覧会へ出品したり、作品を販売するまでに上達。もうトンボ玉は、生活から切り離せないものとなっていたのです。
そして、増築して専用の工房をつくろうかと思い始めた96年、ご主人が亡くなりました。お母さまはその前年に90歳の天寿を全うされていました。
「ひとり暮らしになったので工房増築は取り止めました。さほど広いスペースは必要ないので、キッチンの片隅を工房にしたんです」。
ひとり暮らしだから、調理にかかる手間も道具も少ないので、台所仕事のじゃまにもなりません。隣のガス台で煮物をしながら制作できるのも好都合です。
「年をとったら趣味を持ちなさいというのが亡くなった母の口ぐせでした。トンボ玉のおかげでたくさんの方たちと出会えたし、毎日が楽しくてとても充実しています」。

キッチンにある工房でトンボ玉を制作中のIさん。
「ガラスは900度のバーナーの炎で溶かして細工するので、防火・断熱の点でも天井が高いキッチンなら安心です」。
‘91年3月ご入居のパルフェ。
「車の免許は、主人や母の病院の送り迎えに必要で、50歳で取りました」。
2階の2間続きの和室を数学教室として使用。
奥が6畳、手前が8畳で、現在教えている生徒さんは、小1から中3までの26人。
Iさんは、茨城県にいた頃から数学教室を25年間続けています。


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