Harmonate Town:永く住むための住生活イエローページ






住まい方新アイデア集


キッチン工房から生まれる、ガラス細工のトンボ玉。趣味のおかげで充実した「シングルライフ」。滋賀県◎Iさん



戻ったふるさとで出会ったトンボ玉
トンボ玉とはガラス細工のひとつで、色とりどりのガラス棒を溶かして繊細かつ華麗な意匠を施して作るガラス玉のこと。古い歴史を持った工芸品です。
「工房はわが家のキッチンで、名前は『湖夢』。私が生まれ育った琵琶湖から名づけたんです」とおっしゃるIさん。Iさんとトンボ玉の出会いは、現在の住まいを建てた91年にさかのぼります。それまでは、茨城県に家を持ち、ご主人と生涯そこで暮らすつもりだったそうです。
「ところが主人が脳梗塞で倒れ、3年間休職して日常生活ができるまでには回復したものの、復職はかないませんでした。ここ滋賀県の実家では母が一人暮らしで、面倒をみるために夫婦ともども、私の実家の敷地に家を建てて引っ越すことにしたんです」。

故郷に戻って、ガラスアートで町起こしをしている長浜市で出会ったのがトンボ玉でした。ガラスの持つ繊細な優美さと炎の中から生まれる不思議な温もりと輝き。
「いっぺんにその美しさに魅せられ、自分でも作ってみたくなり、長浜市の教室に通いはじめたのがきっかけです」。

パソコンデスクを利用した作業テーブル。ガスこんろのそばにしているのは、材料のガラスを湯煎で温めておくため。
一人分の調理だけなので、とくにじゃまにもならないとか。


トンボ玉は、たくさんのガラス棒を溶かして華麗な模様を描き出します。帯留、ペンダント、ブローチ、ループタイ、かんざしなど、いろいろなアクセサリーに使われます。


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