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楽しくDIY


すべり止めをほどこして、転倒事故を防ぎましょう



大事故にもつながる、家庭内での転倒事故
最近、家の中での転倒事故が増えているようです。転ぶだけとはいえ、場所によっては思わぬ大けがにつながることもあります。雨の日の玄関先のタイルや、石鹸を使っているときの浴室の床などはとくにすべりやすく、危険です。さらに階段での落下事故は、ガラスを割ったり、そばにいる人を巻き込んだり、壁に穴を開けたりといった二次災害につながる恐れも。

恐ろしい家庭内での転倒事故はDIYで未然に防ぐことができます。「転ばぬ先の用心」のために、すべる危険のある箇所にすべり止めをほどこしておきましょう。今回は女性が得意とする、手先を使ったDIYです。
使う場所に適したすべり止めテープを選ぶ

すべり止めといっても、さまざまな種類があります。いずれも住まいのどの場所に使うのかが明示されているので、設置箇所によって適したものを選んでください。今月のDIYでは、次のすべり止めを使用しました。

玄関タタキのすべり止め
靴で乗っても大丈夫なハードタイプで、床の色を生かす透明のすべり止めシールです。玄関マットの下にはさむタイプのすべり止めシートは、購入の際に色移りのしないタイプかどうか確認しましょう。シート中に含まれる可塑剤は、床を変色させる作用があるので、可塑剤の含まれている量が少ないものがベターです。また、目が粗いとすぐよれてしまうので、なるべく目の細かいものを選びます。

浴室のすべり止め
素足にやさしいソフトタイプで、湯・水・洗剤に強いすべり止めテープを選びましょう。

階段のすべり止め
へりにしっかりと密着し、夜間消灯すると光る蓄光テープ付き(明るいときに光をためこみ、暗くなると光を放つ)で、クッション性に優れたノンスリップを使用するといいでしょう。

貼り方のポイント

  • しっかり貼りつくように、すべり止めを取り付ける場所の汚れや油分、水気はきれいに取り除いておく。

  • あらかじめすべり止めを貼る位置を、バランスを考えて割り出しておく。

  • すべり止めテープの粘着力を充分に発揮させるには、20℃〜30℃の温度がベスト。寒い冬に作業する場合は、テープと取り付ける場所をドライヤーなどで少し暖めておくとよい。


玄関タタキ

すべり止めを貼る場所を、人の動きを考えて決める。すべり止めシールは10cm角の中に1つ貼る計算で。均等に貼れるようマスキングテープを使ってガイドラインを引く。

すべり止めシールを貼る位置を決め、マスキングテープに印をつける。

印に合わせ、曲がらないように注意しながら、裏紙をはがしたすべり止めシールをテープに合わせて、奥から手前に向かって貼っていく。

貼り終わったら、マスキングテープを取り除く。

完成。

玄関マット

玄関マットの下にはさむシートは、四隅や一部だけにはさむとマットにしわができ、かえって危険なので、必ず全面にはさむこと。

シートはマットより周囲1cmくらい小さめにカットする。

※ 玄関だけでなく、脱衣所のマットや、リビングのラグについても同様。

浴室・洗い場

すべり止めテープを8〜10cm幅に切り、四隅の角をまるくカットしたものを必要枚数つくる。角をまるく切り取ると、はがれにくくなる。

玄関のタタキと同様、マスキングテープのガイドに沿って貼っていく。

完成。

浴槽内

浴槽の中はすべり止めマットを敷く。裏面に吸盤が細かく付いているタイプが使いやすい。

2枚組の場合は、浴槽に入ったとき、足と腰がくる位置にマットをセットする。

階段

家庭用洗剤やペイントうすめ液などを含ませた布で、各段の取り付け場所の油分と汚れをふき取る。

階段の幅を計り、すべり止め取り付け位置を割り出し、いちばん上の段と下の段に印をつける。

取り付け位置をそろえるために、たこ糸をはる。印をつけた線上に結び目を作ってマスキングテープで止め、取り付けラインを出す。

たこ糸の端に楊枝などを結ぶと、止めやすい。

すべり止めの裏紙をはがす。

たこ糸にすべり止めの端を合わせ、押し付けるように貼る。

両手でしっかりと押さえつけて密着させる。

上段から下段へと貼っていく。

たこ糸を取り除いて完成。

すでに張ってある古いすべり止めのはがし方

ドライヤーをすべり止めの上からあて、粘着剤をやわらかくする。

マイナスドライバーを端からすべらすように差し込み、はがし始めをつくる。

ゆっくりと両手で起こすようにはがしていく。途中ではがしにくくなったら、ドライヤーで再びあたためる。