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もっと、緑のある暮らし


春をもたらす小さな花壇



カートリッジ式コンテナガーデン
カートリッジ式コンテナガーデンとは、寄せ植えをしたコンテナの一部に空の容器をしのばせ、そこに買い求めた鉢花をそのままセットして、花時をより楽しむ方法です。地植えですと花の組み合わせをガラリと変えるのは手間ですが、これなら手軽に鉢を入れ替えるだけで新鮮な気分に。
植物を選ぶときのコツ


使用した植物

・班入りプテリス
・プテリス
・班入りフィカス・プミラ
・ツデイシダ
・ドラセナ・コンパクタ
・デンファレ
シクラメン、アザレアなど、冬に出回る鉢花なら何でもOKです。コンテナ鉢が丸鉢であれば、中央に置く鉢花の形態は花の足元がすっきりしていて背の高いものの方が、ベースの植物と葉が重ならないのできれいにセットできます。ランなら、デンファレ系、デンドロビウム、オンシジウム、カトレア、シンビジウムなどです。左図の植え付け例では、葉が重なっても差し支えのないシダ類を植えていますが、葉が茂ってくると、これだけでも充分美しさを楽しめます。

ここでは素焼きの丸鉢をコンテナ鉢として使っていますが、プランターや大きな平鉢を使ってもよく、寄せ植えのデザインに合わせて用意すると良いでしょう。

また、耐寒性のある植物を選ぶことで、室内だけでなく、ベランダや玄関先など、冬の戸外の寄せ植えとしても応用できます。


用意するもの・配置


コンテナ鉢とカートリッジ鉢の配置図

A:班入りプテリス3鉢
B:プテリス3鉢
C:班入りフィカス・プミラ1鉢
D:ツデイシダ1鉢
E:ドラセナ・コンパクタ1鉢
F:デンファレ1鉢
コンテナ用の素焼きの鉢
・径30cm、深さ30cm

中央に入れる鉢花より大きいサイズのプラスチック鉢
・5〜6号鉢1個

ベースに植える植物
・3号ポット苗9鉢

地植えする苗の数は、コンテナに埋め込むプラスチックの空の容器の大きさと照らし合わせて決めます。鉢苗は奇数の個数の方がシンメトリーにならず、形もきれいに整えられます。

用土
・混合土(赤玉土5、腐葉土2、バーミ キュライト2、ピートモス1)

肥料
・元肥用を少量

植物
・中央に入れる花=デンファレ1鉢
・地植えにするシダ類=班入りプテリス 3鉢、プテリス3鉢、班入りフィカス・ プミラ1鉢、ツデイシダ1鉢、ドラセ ナ・コンパクタ1鉢


植え方


コンテナ鉢の高さの8分目のところでプラスチック鉢の緑が来るよう用土で調節する


(1)鉢苗を入れるときは、コンテナ鉢の7分目のところに株元がくるよう用土で調節し、葉の流れが外側に向くように配置する

(2)鉢苗の地植えが終わったら中央のプラスチック鉢にランを入れる
(1)コンテナ鉢の底穴にネットを敷き、鉢底石を入れ、用土と元肥を少し入れます。 鉢花を入れる空のプラスチック鉢は、鉢の深さの8分目くらいにふちが来るよう、用土を入れながら高さの調節をします。

(2)さらに用土を入れ、地植えの植物を、コンテナ鉢の深さの7分目あたりに株元がくるように植えつけます。それぞれの葉の流れは外側に向くように配置します。葉色でグラデーションをつけると、よりきれいです。

(3)植え付けた苗や鉢の間に、お箸を使って隙間なく、土を丁寧にすきこみます。

(4)ベースの植物を植えつけたら、鉢穴から水が抜け出るまで、充分に水やりをします。

(5)中央のプラスチック鉢にランを鉢ごと入れ込みます。


管理のしかた

冬は室内に置き、5月からは戸外に出すこともできます。土の表面が乾いたら水をやり、葉が茂りすぎるようになったら適当に間引き、枯れた葉は取り除きます。

また、重量のある鉢を室内で移動するのは意外にやっかいです。大きな鉢や多くの鉢を飾るときは、市販されているキャスター付きの鉢置き台を利用すると移動も楽です。ただし重量制限がありますから、購入するときによく確かめるようにしてください。

イラスト:川副美紀